シャ･ラ･ラ

日本初の金星探査機「あかつき」が１８日早朝、打ち上げられるそうです。
金星は謎が多い星だそうで、大きさは地球と同じで昔は地球と同じような環境で、海もあったと予想されていますが、現在の金星は、地表の温度が約４６０度に達し、上空では秒速１００メートルの暴風が吹き続けそうです。
上空の暴風は「スーパーローテーション」（超回転）と呼ばれ、その風速は自転速度の６０倍にもなる。なぜ地面との摩擦で減速せず、高速を維持できるのかが大きな謎でまた、大気の９６％は温室効果ガスの二酸化炭素で、それが高温を引き起こしている。どうして、金星がこのような環境になったかは、単に金星が地球より太陽に近いのが原因というだけでは説明がつかないそうで、これらがわかれば、地球が現在のような穏やかな大気の状態になれた原因を解明する手がかりにもなるとのことです。
あかつきは、今年１２月に金星へ到着し、気温や雲の動き、大気の成分などを、地表付近から高度９０キロ・メートルを超える上空まで高さごとに調べるようで、どのような結果が送られてくるか今から楽しみです。




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